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私と地球を貫通するもの

ニュートリノ ←こいつやばい。とっても通り抜ける。
ニュートリノとは、中性のちっこいちっこいツブツブ。
原子核とニュートリノを比べてみると、地球と米粒を比べた様な小ささという。

そして、ニュートリノはプラスでもマイナスでもないのでどこにもくっつかないし、影響しない。
ゆえに、物体を作っている電子の間とかもスイスイ通り抜けてしまう。

地球だって、私達の体っだって小さな小さなツブツブで できているわけだが、ニュートリノはその間を通り抜ける。とっても小さいから、滅多にぶつからないのだ。

宇宙から降ってきたニュートリノは、私達の体を通り抜けて、地面の底も通り抜けて地球の反対側まで行って、
反対側に立っている人の体も通り抜ける。

つまり、ニュートリノに対して私達は透明。
透明人間なんだ。

このニュートリノという物質がどこからやってくるのか、というといろんなケースがあるみたいだが、太陽の核融合や、超新星爆発でも出てくるらしい。

しかも。。。ニュートリノはとてもたくさん飛んできている。

例えば、太陽から来るニュートリノは、私たちの体の中を1平方センチあたり毎秒660億個いつも通り抜けている。

うへー!!!!
そんなに通り抜けてるの!!!!???

でも、いっぱいあっても捕まえるのはとっても難しい。
相当 狙わないとムリ。

他のたくさんの物質がそうであったように、偶然発見されるような代物ではない。
だって通り抜けちゃうから。

ニュートリノの場合は、存在仮説が先にあり、後の実験で 「ホントにあった!!!」 が証明された。
まるで、「幽霊はいる」 と主張する人がいて、ついに観測された!! みたいな感じ。

それでは、どうやって、何でも通り抜けてしまうものを観測したのだろーか??
それの第一人者が、日本にいる。ノーベル物理学賞受賞者の小柴昌俊氏だ。

ニュートリノは、物質を通り抜ける時に、たまーに原子核にぶつかり、光を発する。
この光を捉えれば、ニュートリノの粒は見えなくてもその存在を確認することができるのだ。
さらに、水を使えば中で光ってるのが見える。
それを観測する装置がこれ。

スーパーカミオカンデ

やばい。ハンパない。ラピュタの中みたい!!!
これは、岐阜県 神岡鉱山地下1000mに作られた巨大な水槽。
ニュートリノと水の粒がぶつかって発する光を観測している。

ここまで来ると芸術的だ。科学するアート。アートする科学。

その存在を確認することができないくらいちっこいちっこいものを観測するのに、どんだけの水がいるのか。
(50,000トンだす。)

ニュートリノは、他の物質に影響されないので直線に進む。
だから、ニュートリノが進む方向がわかれば、それのやって来たところもわかる。

ビッグバンのときもニュートリノがいっぱい放出されたらしく、今でもそのときのニュートリノたちが宇宙空間を飛んでいる。
それを捕まえて調べることができたら、宇宙の始まりの謎の手がかりも何かわかるかもしれない。

うほー。

わたしはこれ以上難しいことはわからないので詳しくはこちらをどうぞ。

スーパーカミオカンデ(神岡宇宙素粒子研究施設)
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/sk/
↑ここの 「やさしい研究紹介」 が非常にわかりやすい。
http://www-sk.icrr.u-tokyo.ac.jp/sk/intro/index_j.html

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2007.09.24
※記事の内容は私が独自に調べてまとめた内容なので間違いもあるかもです。そしたらごめん。
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