2008/08/02 [[[ GENZ ]]] - ゲンズ - LIVE REPORT -

-- 08/08/02〜03 [神奈川] ひかり祭り



2008/08/02〜03の二日間。
神奈川県の藤野町というまちで開催された 「ひかり祭り」 というイベントに行ってきた。

familyslowのライブにGENZのAtsushiがギターで参加したのだ。

「ひかり祭り」は、2003年に閉校した『牧郷小学校』が会場。
とても可愛らしい木造校舎と懐かしいステレオタイプの体育館。





山と川が近くにあって、ここの小学生ライフはさぞかし楽しかっただろうなと想像が膨らんだ。
そんなのどかな山の学校に東京近郊のヒッピーたちが集結!! といった具合の風景。





アットホームなイベントと言っても出演者はそうそうたるメンバーで贅沢極まりない。

参加アーティスト
http://hikari-blog.makisato.jp/category/5163569-1.html

お客さんたちも全体的にピース。
大人 も 子供 も わんこ までもが、のびのびしていた。





地元参加型で、近所の子供たちがドレッドで全身タトゥーのお兄さんにかき氷 を売ってたり。
まあぁーとにかくこの雰囲気がヤバくて到着してすぐにこのお祭りの虜に。

ライブは校庭と体育館の 2箇所でやっていた。

体育館はすごい空間。
ザコ寝状態で ぼへぇーーーー と音楽を堪能。



いたるところでライブペインティングをやっていて、フリーマーケットも面白いものがたくさんあって、学校だから学園祭みたい!!



そうこうしているうちに日が暮れて夜の帳が下り、会場は色とりどりの光につつまれた。









その名のとおり、ひかり祭り。 照明だけでも10チームくらい参加しているそうだ。(しかもすごい人たちが)

そうして私は、この後、今までの人生で【ベスト3】に入るかくらいのすごいライブを体験することとなった。

勝井祐二迫田悠

勝井祐二さんは ROVOのエレキ・バイオリニスト。
迫田悠さんは、SYSTEM 7 の『hinotori』の PV を手がけた人。
※手塚治虫の『火の鳥』のやつです。

舞台の正面に薄い布がひかれ、そこに迫田氏の美しくて幻想的な映像が映し出された。
それを透かした向こう側に、勝井氏が独りバイオリンを弾いている。。。



これがどえらい空間。

エフェクトをかけて何重にも重ねられていくバイオリンの音と色とりどりの光がシンクロして、この世のものとは思えない世界が。

脳に直接 揺さぶりをかけてくる情景。
全身にぶわぁぁーーーっと鳥肌が立つ。

人々のザワメキも夏の暑さもいつの間にか消え去って私とみんなを、音楽と映像がすっぽり包み込んでしまったようだった。
計り知れない巨大な空間に入ったような。。。

それはまさに宇宙。

うわーーーなんだこれえぇぇ〜〜〜〜〜!!!!

そう思った瞬間にボロボロと涙が出てきて止まらなくなった。

言葉でうまく表せないけど、とにかくすごかった。
強くて柔らかい 『力』 に心の中をかき回される感じ。

ほんとにものすごい体験だった。
まさにそのライブがYouTubeに上がってた。



こんな感じで宇宙を見てしまった私はこの日の校庭トリ、大好きな Sun Pauloで踊りまくって力尽き、体育館にて気絶した。
体育館は ど・アンビエントで心地よく眠れた。



そして、次の日。 ファミリースロウのライブ。
彼らは昼間の体育館でライブした。



ふわーーーーっとしてて、すごく良いライブだった!!
日差しが猛烈になる時間帯だったので体育館には避難して来た人たちがたくさんいた。
みなさん気持ちよく曲に聴きいっていたよ。このイベントにも世界観がぴったりだった。
スティーヴン・キングの言葉を借りれば、正しい位置に正しいパーツがカチっとハマった感覚。

こうやって、どんどん、たくさんの人たちに聴いてもらいたい音楽だ。
みなさんも機会があったらぜひライブを見てね。

というわけであっとゆうまの2日間。

何年ぶりかに服のまま川に入ったり、普段食べない朝ごはんを食べたり、数えきれないほどの星を眺めたり。
まだまだ書ききれないことがたくさんあるけどともかく最高だった!!

こんな素敵なイベントを運営している皆さんに感謝!!
そしてファミリースロウ、ありがとう!!!


<参考に>







Writing : Chiyo

記事No.28

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