7月7日七夕。GENZは三軒茶屋 HEAVEN'S DOOR でライブだった。

七夕伝説はこんな物語である。

天帝の娘 織姫はその名の示すとおり、機織りの上手な働き者の娘でした。
織姫は天の川の東のほとりに住んでいて、毎日天帝のいいつけを守り、見事な布を織って暮らしていました。
機を織ることが彼女の天職だったのです。

天帝は娘の仕事に関心していましたが、恋をする暇もないことを不備に思って、天の川の西の方で暮らす牛追いの青年 彦星と結婚させることにしました。

こうして、織姫と彦星は新婚生活を始めることになりましたが、
織姫はすっかり彦星に夢中になってしまい、お勤めである機織りをさぼるようになってしまいました。

怒った天帝は、織姫を再び天の川の東へ連れ戻し、こう言いました。

「お前がちゃんと働けないなら、再び天の川のほとりに戻って仕事をしなさい。心を入れ替えてちゃんと仕事をすれば年に1度、七夕の夜に彼に合わせてあげよう。」

織姫は嘆き悲しんだが、父の言いつけに背くことはできず、七夕の夜に彦星に会えるよう、再びせっせと働くようになりましたとさ。


織姫はこと座ベガ、彦星はわし座のアルタイルである。
2つの星は地球から見ると確かに天の川を挟んで輝いている。

実際のところは、ベガもアルタイルも天の川である私たちの銀河系の中に含まれる恒星のひとつで、その間の距離は16光年。

ひかりのみちを辿って16年。

これは宇宙規模で言ったら結構近い。
織姫と彦星は年に1度、16光年の時空を超えて逢引するのだ。

そんなこんなで、この日はちょっとばかりロマンチックな気持ちでライブをしたのだった。

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■ 2011/7/7（木）
三軒茶屋 HEAVEN'S DOOR
http://www.geocities.jp/xxxheavensdoorxxx/

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Writing : Chiyo