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夢日記

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1994.11.17ろくろくのトイレ

旅行に行く。

旅館の親父はいろいろと決めごとをする人で頑固そうだ。
もちろん未成年の飲酒・喫煙は許さない。

私はたばこが吸いたくなってトイレに行く。
友達が2人ついてくる。
彼女たちに自分がたばこを吸うことを隠しているので私はたばこが吸えない。

トイレは少し変な所である。
体育館のような所で、両脇に 「ろくろく」 があり、それを登っていくと、上の方にはベッドがある。

トイレに男友達がいる。
彼は上の方が女子トイレだと教えてくれる。
私たちが 「ろくろく」 を登り始めると、彼も登ってくるので、私は何でついてくるのか不審に思う。
友達の一人が、彼に向かって 「それはイリーガルだよ。」 と言っている。
もう一人の別の友達は、上の方にあるベッドに寝てしまう。
そのベッドの布団は腐っていて臭そうだ。

さっきの男友達はまだついてきて、「女子トイレが上の方にあるのは、生理を嫌う先生がいるからだよ。」 としきりに言っている。

私は用を足すのをあきらめて、トイレの隅にある鏡の扉を開ける。

向こう側にはさらに体育館が続いていて、跳び箱やマットが中央に置いてある。

その周りを全身黒タイツ姿の旅館の親父が、変なステップを踏みながら走っている。
私は見てはいけないものを見てしまった気がして扉を閉める。

トイレの外に友達がたくさん集まってきている。
これから二手に分かれて戦争ゴッコをするのだという。
カードが配られ、グループごとにそれぞれの場所に散らばる。

戦争ゴッコの舞台は見知らぬ学校である。
私はたばこが吸いたくて仕方がない。

私たちのグループは校舎の中を一塊になって歩く。
途中で他のグループに遭遇したが、彼らは味方だった。
私たちが廊下を左に進もうとすると、そのグループの人たちが右へ行けと教えてくれる。

階段を上ると誰かがトイレから出てくる。
みんな慌てて身を隠して様子を見る。
でぶっちょの子が出てくる。
それを確認してみんなは安心する。
彼はここの学校の子で、関係ない。
でぶっちょの子は「あの人と間違えたんでしょう?」 と言って、テレビに出ている松村のまねをする。
「ばうばう」

※「ろくろく」は「ろくぼく」のこと。初めて間違いを知ったけどあえて直さない。(2011/7/11)

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