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夢日記

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2010.02.28タイタンの湖

土星の衛星 タイタンにやって来た。
私は宇宙船のような乗物に乗って窓からタイタンの景色を眺めている。

グランドキャニオンのように赤い岩山の間にブルーグレーの湖が見える。

ああ! あれが噂のタイタンの湖か!

と思う。

空を見上げると、20コほどの月?がバラバラと浮かんでいる。
地球以外の惑星に来たらこういう景色が見れるんじゃないかって期待していた通りでドキドキする。
(肝心の土星は見えず。)

反対側の空には太陽が輝いてる。
ああ! 太陽は同じように見えるんだ! って感動する。

宇宙船は湖の上にあるイカダのような施設に降りる。

私はトイレに行きたくなって、トイレどこ?? って探していると、
どうやら、湖を超えた向こう側にあるらしかった。

湖の向こう岸は、断崖絶壁なのだが、トンネルが掘ってあって入れるようになっている。
トンネルの入口は、レンガのアーチになっていて、電気もついていて
なんだかディズニーランドのセットのようである。

あそこまではゴムボートで行くらしい。
岩と同じ赤い色の小さなゴムボート。

オールがしゃもじみたいに小さい。

ええ~、これで??

私は恐る恐る真っ赤なしゃもじで水を漕いでみると、
思いのほかボートは早く進んで私の手にタイタンの水がかかった。
濡れたところがピリピリする。

あ! タイタンの水ってメタンなんじゃ??

そう思った矢先に、向こうから男の人が普通にバシャバシャと泳いで来た。
うんーー。大丈夫なのか。

私はとにかく早くあっち岸に行きたくて、
急いでボートを漕いだ。

そしたら、今度は、2mはあるであろう、巨大な金魚が私のボートめがけてやってきた。

赤と黒のデブ金魚だ。

ひゃぁ~と思っていると、金魚がボートにドンとぶつかり、私は湖に投げ出されそうになる。
いやーーーこの水には落ちたくない!!!! って思って思い切り金魚を蹴った。

魚は意外と固くて足に感触が残る。
蹴られた魚はどっかに行ってしまう。

やっとの思いで私は向こう岸について、トンネルを通って上に行く。

そしたらそこは雑居ビルのトイレみたいな空間だった。
トイレは満員で何人かが並んでいる。
私もみんなと一緒に並ぶ。

私の番になって、個室のドアをあける、そこは建物の外。
ベランダみたいなところだった。

足元には芝生が引いてある。

え? これトイレ??

ふと横を見ると、友達がいる。

「トイレのドア開けたら外じゃんね」って私が話しかけても、
彼女は聞こえないのか、ふう、とため息をついて芝生に座ってしまう。

あ、そこってみんなトイレしてるとこなんじゃ?

私はどうしたもんかと建物の向かい側を眺めてみる。
向かい側には青い芝生の丘があって、大きな看板が立っている。

何の看板か忘れてしまったけど、これはトイレに来た人に見せてる看板なんだなぁと思う。

看板の下には、数名の男女がくつろいでいるのが見える。
あああ、あの人たちに丸見えジャン!

まあでも、こうしていてもしょうがないので、私は芝生の上でトイレ(小)を済ませる。
そして、紙もないので、横にあったホースから水を出しておしりを洗う。
水が冷たい。

というところで目が覚めた。

これ、子供だったらおねしょパターンだと思うけど大丈夫だった。
ああよかった。

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