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夢日記

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2000.08.25クラゲモード

電車に乗ると「クラゲモード」というのになっていて、内装が変わっている。

天井から白くてスケスケの布がぶら下がっていてロウソクが灯っている。
その光景は何か宗教的でもあり、学園祭の飾り付けの様でもある。
そういえば、電車の中だというのに広くて、教室の中に見えなくもない。

私たちはロウソクの前に座って声を聞く。
姿が見えない「神」みたいな存在の声だ。
声は私たちに約束させる。
私がした約束は「髪の毛を切る」だった。
そのとき、私は短髪だったので「おやすい御用さ」と声に言う。

それからどれくらいの月日が流れたかは分からないが、私たちは再び「クラゲモード」の電車の中にいる。
同じようにロウソクの前に座っている。

私の髪は長く伸びている。
その髪を誰かがジャキッと切ってしまう。

私は怒る。

前にした約束を忘れたわけではないが、怒り狂う自分を止められない。
「せっかくブリーチしたのにぃー」と叫ぶ。

それで、とうとう私の頭は完全にイカレてしまった。
はさみを持って私はウロウロする。
まわりの友達はそわそわしてそれを見ている。
何が何だか分からずに、私は別の部屋へ入っていく。
このあたりから、私たちがいるのが電車ではなくて完全に学校になっている。

私は隣の教室に入っていって、知らない生徒がきちんと並んで座っている前を横切って歩く。教室の正面には鏡がある。
くそっ、切ってやる。
こんな髪、切ってやるさ。
私はザクザク自分の髪の毛を切る。

生徒達はあんぐり口を開け、私を見ている。
私は自分の頭がイカレていると知っていながら、はさみを振り回すのが止められない。

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