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2013.02.14神々の喧嘩

山の中の道路を歩いていたら、落石があったのか、岩が道をふさいでいた。
大きな岩がごろごろと山積みになっていて、紺色の乗用車が下敷きになっているようだ。

わ!大変!と思って岩の前をうろうろしていたら、向こうから見知らぬおじさんが出てきた。
おじさんは何かから逃げているようだった。

おじさんの視線を追って空を見上げると、岩みたいな大きな石がヒューンと音をたてて飛んできた。

あぶね!と私はよける。

石は次々と飛んできて、ゴンゴンと地面にぶつかってころがる。

どうやら、おじさんたちが戦っているようだ。
この道をふさいでいる岩は砦なのだ。

向こうから西遊記みたいな恰好をしてツルっぱげでポッチャリしたおじさんがふたりやってきて、
あーだこーだと言い合いを始めた。
2人はそっくりでおそらく双子だ。

困った。
戦いが終わらないと、ここを通るのはムリそうだ。

雨がぽつぽつと降ってきた。
私は薄着で来てしまったので寒いと思う。
その場にしゃがみ込んで凍える。
どうでもいいから、早くくだらない戦いを終わらせてくれよ、と思う。

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